コンタックスクラブ機関紙DO42号 入選作品

朝の浜


審査員 鶴田 義久 

 逆光で太陽が油絵のように表現されています。これは、たぶん、男達が朝のひと仕事に、焚き火にあたっているところだとおもいます。それにしても、この空がなんともいえません。まるでウィスキーを氷の上にたらした時をジーッとマクロの目で見つめたような、トロッとしたとろみがあります。それに男達の顔がみえないのもいいと思います。もう少し引いて全体をみせてくれといいたくなるような、周辺まで全部感じさせる写真に仕上がっています。ひょっとして、これがもうすこし引いていたら、どうなったか分かりませんが、ここで切ったところが、うますぎるくらいです。画面の四隅まで、キッチリみていると、思います。